カレーのためのうつわ展
アートスペース油亀さんで開催中の
『カレーのためのうつわ展』お邪魔してきました。
カレーなどを入れる少し大きめの器って
なかなかみつける事が出来ないものです。
以前 作家さんに伺った事があるのですが、
土の性質の問題で、あまり大きくて平らな器を作ると
焼く時に 土の重さで ふちが下がってしまって
傘のような形になってしまう事が多々あり
大変難しいとの事でした。
だから、大振りなものは 鉢型が多いのだそうです。
なので是非とも今回は 使い勝手のいいうつわを
みつけて帰りたいと思って 行ってきました。
築140年位前の建物を使用したギャラリーは
本当に素敵です。
カレーのうつわ以外にも
沢山の種類の器が
素敵にディスプレイされていて
もう何が目的なんだか 分からなくなるほど
目移りしてしまいます。
コチラは お客様のワンコちゃん
『レトロくん』です。
ぬいぐるみみたい。
気づけば
テンション上がりまくりで
うつわ選びに夢中な私を
レトロくんが じっと見ていました。
「このおばさん、必死やな・・・。(何故か関西弁)」
とでも言っている様。
かなり古い、博物館行き位の年代モノの
黄砂を集めて制作された小さなうつわ。
裏側の赤い焼きの時に出来た斑点のような
模様が価値があるみたいです。
形が なんとも言えず可愛いかった。
コチラは お値段もお手ごろ価格の
備前焼の趣のある豆皿。
よく見ると 小さな数字(日にちだそうです。)や
文字が 可愛らしく邪魔にならない感じに
ひっそりと入っています。
悩んだ結果、パン皿としても使えそうな
末石 昌士さんの『粉引のリム皿』と
馬渡 新平さんの『粉引のカップ』
江口 誠基さんの『三島暦手湯のみ』を
いただいて帰りました。
お湯飲みも 手になじんで
使い勝手がとってもいいです。
大切にしなくちゃ。
すっかり日も暮れてしまいました。
by birdofclay
| 2011-10-12 19:49
| お出かけ